気付くと気づく

 字に書けば分かるとおり、気付くは、気付(きつけ)と間違う可能性が有る。

 用法としては間違っていないが混乱の元になるので、気づく、と書くほうが文章の表現能力は高い。

 5段階評価で例えれば、気付くは2、気づくは4、といったところだろう。

 よく、小学生みたいな文章を書くと評される人がいるが、こういうところに気を配れないのも一因であろう。

 他に、お門違いも間違いでは無いが混乱を避けるため、おかど違いと書くべきであろう。

 人違い、と書くのは問題ないが、人間違い、と書くのは間違いである。

 どうしても、ひとまちがい、と言う韻を使いたいのであれば、人まちがい、とするのが賢明であり文章力が高いと言えよう。

 なんでもかんでも漢字を使えばかしこそうにみえると考えて、予測変換に頼りすぎるのは火傷の元であろう。

 今はやりのchatgptも同様、文章は書けばいいのではなく、意思を伝えるためのものであると理解されたい。